【ヨガ哲学の学び】A NEW EARTH ニュー・アースとヨガ哲学について

ヨガ

今回は「A NEW EARTH ニュー・アース」を読んだ感想を書いていこうと思います。

A NEW EARTH ニュー・アースを読もうと思ったきっかけ

RYT200を取得する過程で受けた講義の中に、「ヨーガ哲学」というものがありました。


哲学というのは、大学生の時から興味はあったのですが、つかみどころがなくて、少し苦手意識がありました。


哲学ってあまり具体例がなく、全てが抽象的なイメージで、私にとって理解が難しいものだったんですよね…。

しかし最近モヤモヤすることが多く、ヨガ哲学の中になにかヒントはないかな?と考えていました。

そんなときヨガ哲学の講義の中でおすすめされていた本「ニュー・アース」を思い出し、読んでみることにしました。


前もってレビューなどを調べてみても、あまり詳しく出てこなかったため、どういう内容が書かれているのか、あまり分からずに読み始めることにしました。

ニュー・アースに登場するエゴについて


最初は「あーやっぱり難しい…理解できるかな…」という気持ちで読んでいましたが、読み進めると、RYT200の講義で受けた内容とかぶるところもたくさんありました。


面白いと思ったのは、ヨガ哲学だけではなく、禅やキリスト教とも共通している部分がたくさんあったことです。

宗教って考え方が全然違うものだと思っていましたが、根本は共通していることも多いのかな、と思いました。

そして、この本では「エゴ」の存在について繰り返し書かれていました。


完璧に理解できている自信はないのですが、私なりに考えたエゴの図はこんな感じです。

ある事実を前にネガティブな思考が出てきた時、エゴはそのネガティブな思考を喜び、それによりどんどん肥太るらしいです。

これ内容を読んで、そういえば私って自分の思考で自分を苦しめていることが多いかも、と思いました。

事実から勝手に悪い方に考えて、自分をネガティブな状態にもっていく、というのに思い当たる節があったのです。

まさかネガティブな思考を良いと思っているなんて…と自分でも思うのですが、自分ではなく「エゴ」がそれを喜んでいると考えると、腑に落ちます。

まずは、自分の中にネガティブな状態があるということに気づくことが大切。

それに気づいたら、思考や感情などの自動的な反応と自分が切り離すことができる、とのこと。

学びから活かしたいこと

この学びから、ネガティブな感情が出てきた時には、「エゴが望む感情を作り出して、エゴを肥太らせたくない!」と考えるようにしようと思っています。

そして、一旦ネガティブな感情から距離を置き、呼吸に意識を向けることで「いまに在る」状態に戻ります。

読んだ時はできそう!って思うのですが、なかなか実践って難しいんですよね…。

すぐにできるなら、みんな苦労しないですよね。笑

なので、気長に自分のペースで日々の鍛錬(プラクティス)をしていきたいと思います。

きちんと理解できているのか、上手く表現できているのか不安ですが、とりあえずエゴと自分を同一化して、自分で自分を苦しめることのないように努めます🫶

すごく面白い本でした!

また今後もヨガ哲学に関する本を読んだときは、シェアしていきたいと思います🧘


電子書籍版はこちら。私は図書館で借りた後、電子書籍で購入しました!


ヨガのクラスでのお話

今日ヨガのクラスで、生徒さんとネガティブ思考について話をしました。

その生徒さんは自分が「ネガティブな状態が自分にとっての居心地のいい場所になっているんだと思う」という話されていました。

この本で言うと、居心地が良いと考えているのはエゴなんだろうと思いました。

最近読んだばかりの本の内容と被る話が出たことにびっくり。

話すことで少し理解が深まったように思います。感謝です✨

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