こんにちは、yuunaです。
今日は、アーユルヴェーダの伝統的な浄化法の一つである鼻うがいについてご紹介します。
アーユルヴェーダとは東洋医学の一つで、約5,000年前にインドで発祥した伝統医療。
アーユルヴェーダは医学といっても、普段の生活で『おばあちゃんの知恵袋』的な感覚で取り入れられることもたくさんあります。
今回ご紹介するのはその中の一つ、鼻うがい(ジャラネティ)。
鼻腔を洗浄することで、ヨガでも大切にしている呼吸がよりしやすくなり、リラックスした状態を保つことができます。
鼻うがい(ジャラネティ)とは?
ジャラネティは、アーユルヴェーダの伝統的な浄化法で、塩水を使って鼻腔を洗浄する方法です。
専用のポット(ネティポット)を使って、片方の鼻孔から塩水を流し込み、もう片方の鼻孔から流れ出させます。
このプロセスは、鼻腔内のホコリや花粉、粘液を除去し、呼吸を楽にする効果があります。
朝の習慣にすると、一日の始まりがスッキリするのでおすすめです!
鼻うがいは顔くらいの大きさの器を使ってすることもできるのですが、私は鼻うがい専用のネティポットを使うことをおすすめします。
鼻うがいの効果
鼻うがいには、次のような効果があります。
- 呼吸の改善: 鼻腔を清潔に保つことで、呼吸が楽になります。
- アレルギーの軽減: 花粉やホコリを洗い流し、アレルギー症状を緩和します。
- 風邪予防: 鼻腔内のウイルスや細菌を除去し、風邪の予防に役立ちます。
- 精神の安定: スッキリとした呼吸が心身のリラックスを促し、ストレスを軽減します。
私は鼻うがいを実践するまで、自分は鼻が詰まっていることはあまりない、と思っていました。
しかし、鼻うがいをするようになって、意外と詰まっていることに気が付きました。
鼻うがいをした後は、鼻の通りも良くなっているので、呼吸がより深くできるようになります。
ですので、私は気分が落ち着かない時ほど鼻うがいをするように意識しています。
必要な道具
鼻うがいをに必要なのは次の3つだけ!
- ネティポット
- ぬるま湯(体温程度)
- 自然塩(非精製の海塩や岩塩がおすすめ)
鼻うがいのやり方
やり方を説明する前に…注意点は次の通りです。
ステップ1: 生理食塩水の準備
- ネティポットにぬるま湯を入れます。
- 水に対して約0.9%の濃度(250mlの水に対して約2.25gの塩)になるように塩を加え、よく溶かします。
私はわかりやすいので、300mlの水に小さじ1/2の塩を入れるようにしています
ステップ2: 姿勢の準備
- 洗面台の前に立ち、頭を少し前に傾けます。
- 首を横に向け、片方の鼻孔が上になるようにします。
頭を傾けないと変なところに水が入ってしまうので注意!
ステップ3: 塩水を流し込む
- ネティポットの注ぎ口を上側の鼻孔にあて、ゆっくりと塩水を流し込みます。
- 口を開けて自然に呼吸をしながら、塩水がもう片方の鼻孔から流れ出るのを待ちます。
リラックスして呼吸を意識しながら行うと、スムーズに鼻うがいができます。
ステップ4: 反対側も同様に行う
- 一度に片方の鼻孔を終えたら、頭を反対側に傾けて同じ手順を繰り返します。
ステップ5: 鼻をしっかりとすすぐ
- 鼻腔内に残った塩水をしっかりと排出するために、軽く鼻をかむか、鼻孔を交互に閉じながら軽く息を吐きます。
おすすめのネティポット
私がおすすめのネティポットは銅製のこちら。
購入理由はインテリアとしても馴染みそうと思ったからです。
銅製ネティポットのお手入れ方法
購入前に迷った点が、銅製だとすぐに錆びてしまうのでは?という点でした。
(ちなみに青錆は見た目は悪いですが、体に害はないみたいです。)
青錆に関しては、すぐにお手入れ方法が見つかったので、錆びてきたタイミングでお手入れしてみました。
水に酢と同量の塩を混ぜたものをスポンジにつけて、スポンジでネティポットをこするだけ!
こするのも軽ーくこするだけでピカピカになりました。
Before
After
思ったよりピカピカになり、ちょっと感動してしまいました。
このように銅製でもお手入れは簡単なので、錆が心配で購入を迷われている方は安心してご購入ください。
まとめ
鼻うがい(ジャラネティ)は、アーユルヴェーダの伝統的な浄化法であり、呼吸をスッキリさせる効果があります。
簡単にできるので、ぜひ日常の健康習慣に取り入れてみてください。
コメント