今日は、環境に優しいみつろう(蜜蝋)ラップの作り方をご紹介します。
使い捨てラップの使用を減らしたくて見つけたみつろうラップですが、市販のものは少しお値段が高いのがネックでした。
そんな時、みつろうラップが手作りできると知って、それからは手作りするようになりました。
作り方はとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
みつろうラップとは?
みつろうラップは、布にみつろう(蜂蜜を作る際にミツバチが分泌する自然なワックス)をコーティングすることで作られた食品保存用のラップです。
このラップは再利用可能で、プラスチック製のラップの代替として環境に優しい選択肢となります。
みつろうラップ作りに必要なもの
材料:
- 綿100%の布(好みのサイズでカット)
- みつろうビーズワックス(布の重さの2~3倍)
- 天然オイル(ホホバオイル、ココナッツオイルなど、布の重さの1/4程度)
道具:
- アイロン
- アイロン台
- クッキングシート
- 新聞
- キッチンスケール
- ハサミ
みつろうラップを作る手順
1. 布を好みのサイズ形に切ります
目安のサイズ:小15cm×15cm/中20cm×20cm/大30cm×30cm
2. 布の重さを計ります
3. 天然オイルは布の重さの1/3程度、蜜蝋ビーズワックスは布の重さの2~3倍が目安
4. アイロンを中温に温める
5. アイロン代の上に新聞紙とクッキングシートをひきます
6. クッキングシートの上に布を置き、みつろうを布全体に均等に散らします
※ケチってみつろうを少ししか使わなかったら、ラップとしての密閉性が低くなりました…(笑)既定の分量を使うことをおすすめします。
7. 天然オイルも布全体にかけます
8. クッキングシートで布を挟み、みつろうを溶かすようにゆっくりと全体にアイロンをかけます
みつろうが完全に布に染み込んだら、クッキングシートをゆっくりはがします。
風通しの良い場所で数分乾かしたら完成!
みつろうラップを使うときの注意点
みつろうラップを使用する際には、以下の点に注意して安全かつ効果的に使用しましょう。
熱に注意
みつろうは熱に弱いため、熱い食材や高温の表面に直接触れないようにしましょう。
電子レンジや食器洗い機には使用しないでください。
高温にさらされると、みつろうが溶けてしまい、ラップが効果を失う可能性があります。
使用できない食材
生肉や生魚など、菌が繁殖しやすい食材には使用しないこと。
はちみつアレルギーの方や1歳未満の乳幼児の食べ物には使用しないでください。
洗い方
使用後は冷たい水またはぬるま湯で優しく洗います。
必要に応じて、少量の食器用洗剤を使用しても構いませんが、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
洗った後は、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
保管方法
使用しない時は、直射日光を避けて保管しましょう。
直射日光や高温にさらされると、みつろうの劣化が早まります。
正しく使用した場合、寿命は半年から1年ほどが目安です。
まとめ
みつろうラップは、簡単に作れる上に環境に優しいアイテムです。
使い捨てのプラスチックラップを減らし、エコな生活を始めてみませんか?
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