巻き肩とは?
巻き肩とは、肩の位置が前にずれ込んだ状態のことです。
自分が巻き肩かどうか判別する方法はあるの?
自分が巻き肩かどうかのチェック方法は次の3つがあります!
立っているときの手の位置でチェック
立ち姿勢で腕を横に下ろした時に手の平が太ももの斜め前にあるようであれば、巻き肩になっていると言えます。
気をつけの姿勢の肘の内側の向き
気をつけの姿勢で立った時に、肘の内側が内向きになっていた場合は、肩関節が内旋して巻き肩になっています。
後ろで手を組んでチェック
背中で両手を組んで、組んだ手が腰まで上がらない場合は、巻き肩になってしまっています。
巻き肩になりやすい人とは?
では、どういう人が巻き肩になりやすいのでしょうか?
これらは当てはまる人も多いのではないでしょうか?
ですが、仕方がないからと放っておくと、様々な不調が起こってしまいます。
巻き肩から起こる不調
巻き肩になってしまうと、次の様な不調が起こってしまいます。
またこのような不調から、また巻き肩を助長させかねません。
こうなると悪循環だね…
巻き肩になってしまっている方は、次に紹介するストレッチやマッサージを実践し、改善していきましょう✨
巻き肩解消ワーク
巻き肩解消ワークの前に…まず巻き肩になっている時に、固くなっていると考えられる筋肉は次の部分です。
では、これを元に部位別に巻き肩との関連性とストレッチを紹介していきます。
肩甲骨と巻き肩
まずは肩甲骨です。
肩甲骨は、背中に張り付いているように位置しており、首や肩などにつながるたくさんの筋肉につながっています。
そして巻き肩の場合、肩甲骨は外転している状態になっています。
肩甲骨を動かすストレッチ
肩甲骨が外転している状態なので、反対の肩甲骨を背中で寄せ合う、内転の動きでストレッチしていきましょう。
小胸筋・前鋸筋と巻き肩
次に小胸筋・前鋸筋と呼ばれる筋肉です。
巻き肩の状態では、小胸筋と前鋸筋と言われる筋肉が収縮した状態になっています。
そこでこの小胸筋と前鋸筋をほぐすことが、巻き肩解消には必要になってきます。
では、まずは小胸筋をほぐしていきましょう。
もう一つほぐすべき筋肉は前鋸筋と呼ばれる筋肉です。
前鋸筋は肩甲骨と肋骨を繋いでいる筋肉です。
大腿四頭筋・腹筋・大胸筋と巻き肩
大腿四頭筋(前もも)や腹筋と巻き肩は一見関係がないように思えますが、実はこれらの筋肉も巻き肩の原因になり得ます。
大腿四頭筋は、前ももにある筋肉で腹筋とつながっています。
つまり大腿四頭筋が固くなると腹筋が固くなります。
腹筋は肋骨から骨盤についている筋肉で、腹筋が固くなるとと背中が丸まってしまいます。
そして背中が丸くなると、肩甲骨が外に開き、大胸筋(胸の大きい筋肉)も収縮。
結果、巻き肩になってしまうのです。
前もものストレッチ
腹筋のストレッチ
大胸筋ほぐし
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は巻き肩解消のためにできるマッサージやストレッチを紹介いたしました。
巻き肩になってしまうと、そこからさまざまな不調が引き起こされてしまいます。
ぜひ定期的にマッサージとストレッチをおこなってみてくださいね!
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